仏滅や友引はイメージ的にもふさわしくはなさそうですが、果たしてその日に葬儀を行っても良いかは迷うところです。友引はあの世に友人を引っ張ってしまうのでお葬式にはふさわしくはないとか、仏滅のお葬式は縁起が悪いと昔から言われています。
仏教がほとんどの日本人であり、友引だけではなくほかにも、赤口に先負に大安などを足したものが、日本人が気にする六曜です。生まれたのは日本ではンク中国ですが、異本のカレンダーにも六曜が掛かれていることはよくあり、日本人としてはこれを気にしてしまいます、まず心得ておくこととして、仏教と六曜は一切関係がないと考えてよいということです。
仏教をメインとするのが日本人の宗教との付き合いではありますが、仏教は日本で誕生をしたものではなく、発症はインドになります。インドから入ってきた仏教なのですから、中国で誕生をした六曜との関連性はなく、仏教でのお葬式に友引を合わせても、その日が先負や大安でも曜日も関係ありません。
お葬式を出すスケジュールを決めるときには、無くなってから何日目に何をするべきか、一通りの流れを考えてみることです。臨終した日をスケジュールの1日目と考えた時に、皆で集まりお葬式の打ち合わせを行い、あらゆる手配や準備に取り掛かるのは1日目のこと、そして2日目にはもうお通夜になります。
お通夜を行った翌日にはお葬式をして告別式も行い、そのあとで火葬というのが一般的な流れです。1日の中で時刻的にいつのタイミングでなくなるかによっても、その後のお葬式スケジュールは若干違ってきます。もしも亡くなった時刻が夕方だとか、午後の時間であるときには、お葬式スケジュールの1日目はその日ではなく、翌日を1日と考えて計画すると無理がありません。