親族内で人が亡くなった場合、残された親族が喪主となって葬式を執り行うのが一般的です。日本では仏式タイプの葬式が一般的に多いですが、最近では規模を縮小する傾向が多く家族層なども増えてきています。ただし規模は小さくでも通夜と告別式を執り行うことが多く、親族にとっては葬式の準備だけでなく弔問客への対応などやらなくてはいけないことが数多くあります。
そんな中で重要なポイントの1つとなるのが、供花があります。喪主だけでなく親族や友人や知人なども故人のために贈りたいという人は多いです。ですがこの供花にも配置順がしっかり決まっているので、間違いの内容に配置することがポイントなります。
まず基本となる配置ですが、一番上の祭壇に近い場所の配置するのが喪主になります。置く場所は両隣ありますが、喪主の場合は左右両方に配置する事になっています。基準を喪主として左右に順番をスライドさせていきます。上の段が終われば下の段に移動して、優先順位が決まっていきます。配置する優先順位として喪主の次は近親者があり、次に個人の子供と続いて個人の兄弟となってきます。次に個人の妻の兄弟や親という順になり、個人の従兄と続いて最後に会社関係の友人と続いていきます。この並びは基本的な決まりとなっていますが、分からない時は葬儀社のスタッフに確認すれば順番通りに設置してもらえます。一度設置した後は、再度スタッフの方と一緒に配置順に間違いがないかどうかを再度確認することも大切になります。